倉友会とは
倉友会は、元々は大成建設直営の施工部門から独立した会社に加え、大成建設と緊密な取引関係にある会社が集まって組織されました。現在は、大成建設および会員間において、相互発展の目的に向け経営上の幅広い分野の情報交換・意見交換・協力を行うことができるステータスを与えられた「選抜された専門工事業者(協力会社)」の会となっています。
設立経緯
大正6年(1917年)5月、前身である「春雨会(※)」が約30社の会員で発足しました。(※大成建設の創業者である大倉喜八郎翁が、「春雨は万木を育成す」ということから、会の名前を「春雨会」と命名しました。)昭和10年、春雨会を倉友会に改名し、同14年には全国的な組織として「倉友会本部」が設置されました。
その後、時の情勢に合わせて昭和24年、平成17年、平成25年に解散、発足を繰り返し、平成26年(2014年)2月に現在の姿の「倉友会(支店倉友会および倉友会連合会)」が発足しました。
旧「春雨会」の発足以来、2022年で105年目を迎えます。倉友会会員は、その間、大成建設の中核をなす専門工事業者(協力会社)として、幾多の工事に参加し大成建設とともに歩んできました。
目的
大成建設の事業への協力を通じて、会員の施工能力の向上および経営の安定を促進し、もって会員および大成建設相互の発展を図るとともに、社会基盤の充実に寄与することを目的としています。
組織
大成建設の国内支店ごとに「支店倉友会」が置かれ、全国組織として支店倉友会により構成される「倉友会連合会」が設けられています。
活動内容
支店倉友会および倉友会連合会は、上記目的を達成するために主に以下のような活動を行っています。
・生産性向上のための研究、工事施工上の連携と相互協力
・災害発生時における社会基盤復旧活動への貢献
・会員相互の交流・親睦
・大成建設との意見交換会の開催
・会員各社の次世代経営者の育成、および次世代経営者相互の交流・研さん等に対する協力
・会員に対する雇用促進・改善に係る教育および職業訓練、など
会員数
2022年4月1日現在で、715社(複数の支店倉友会に重複して加入している分を除くと617社)